ラッパ吹きで、調子の善し悪しに悩んだことの無い人はおそらくいないでしょう。大事な演奏会の前には、明日もし調子が悪かったらどうしようと怯えて、なかなか寝付けないことはよくあることです。(ちなみに私は一週間前くらいから怯えはじめます(-_-: )そして、寝不足で眠い目をこすって朝早く出かけ、会場で音だしをしてみると、全く音が出ない。これもよくあると思います。
そんなときに、「なんか、マウスピースが小さく感じる」「唇が腫れぼったくて振動してくれない」と感じたことはありませんか。もしあるなら、それは軽い浮腫症状かもしれません。つまり、むくみです。女性の方で、悩んでいる方も多いかと思います。むくみ。朝起きると顔が腫れぼったく、仕事を終えて家に帰る頃には、顔はおさまったけど、今度は足がふくらんでヒールが窮屈だ。ラッパに限らずなかなか困りものです。
このようなむくみは、何故起こるのか。それにはまず、むくみのメカニズムを知る必要がありますです。人気番組「発掘!あるある大辞典」に『むくみ』の回がありますので、まずはこちらを御覧下さい。分かりやすくまとまっています。
簡単にまとめますと、むくみとは細胞内に余分な水分が溜まってしまった状態です。医学的な言い回しを使うと、「細胞間質に体液が過剰に貯留する状態」です。 寝ている間は体内の余剰水分が全身に散らばるので、全身に軽いむくみが出るのが普通です。そして、起きだしてしばらく3時間くらい動いていれば、自然と水分は足にあつまり、顔等のむくみは引き、足がむくみはじめるのが正常です。余分な水分は汗や尿となってどんどん体外に出て行く様に、人間の体は作られています。
なので、朝起き抜けや、起きて1〜2時間くらいで、巧く楽器が吹けないのは生理的な問題なので仕方ないです。演奏会が早くからあるのなら、その日は早起きして、顔のむくみを取っておくのが良いでしょう。
しかし、前日にやった行動によってはなかなかむくみが取れないこともあります。まず、当然ですが水分の過剰摂取があります。飲み会の次の日に調子が悪いのはこのせいです。 実はこれには、イオンポンプという、循環系の仕組みが大きく関わっています。人間は体内で、血液から細胞に水分を取り込みますが、このときに、ナトリウムイオンとカリウムイオンが重要な役割を果たしています。両者の細胞内と細胞外でのバランスは常に一定に調整されています。しかし、何らかの要因でこのバランスが崩れると、それを戻そうとする働きが起こります。
例えば、ビールを飲むとしょっぱいものを欲しくなりますが、これはなぜなら、まず、ビールの麦芽の中に多く含まれているカリウム、それが大量に吸収されることで、血液のカリウムーナトリウムバランスを崩します。そして、バランスを戻すために、体がナトリウムを含んだしょっぱいもの(塩=塩化ナトリウム)を求めるからです。
また、ナトリウムがたくさん摂取されれば、水分もまた細胞には入り込むので、さらなる水分摂取になります。なぜなら、ナトリウムイオンは移動の際に一緒に水分を引き連れていきます。もともと、細胞内にはカリウムイオンが多く、血液内には通常ナトリウムイオンが多いです(血液1リットルあたり、Kは200mg Naは3200mg)。そのため、浸透圧の関係で細胞から血液にはカリウムイオンが移動しやすく、逆はナトリウムイオンが移動しやすい状態になっています。
人体は、Na-Kaイオンポンプという汲み出し機を使って、自然の流れとは逆に、ナトリウムを細胞外に排出する仕組みがあり、この際に余分な水分も血液中に排出されます。しかし、ナトリウムの摂取量が多いと、それはより多くのエネルギー(ATP)を必要とせざるを得ず、供給エネルギーが一緒ならば、その結果として細胞内に余分な水分が滞留する、むくみ状態となります。
また、通常は、この余分な水分は、過剰なカリウムを放出するために体が尿をたくさんだすこと(利尿作用)で放出されるのでもあるのですが、大概にして飲み会の後は、家に帰ってばたんきゅう。水分は体に溜まったままになり、結果、ナトリウムの取り過ぎとも相まって、翌日えらいむくみになります。
それほどではなくても、寝る前に水分をたくさん取ったりすると、むくみは強くなります。演奏会前日は、寝る前の飲食は控えた方が良いでしょう.夜更かしはもってのほかです。寝る前ポテチはどうしようもないです(笑)
また、ダイエットによってタンパク質が不足すると、むくみやすくなります。血中アルブミンという、細胞間の水分を再吸収する役割をもっているのですが、これの材料がタンパク質だからです。肝臓で合成されるので、肝臓を悪くしているとやはり欠乏状態になります。アルブミンは、同時にビリルビンやカルシウム、プロゲステロン、各種薬物なども運んでいますので注意が必要です。
多くの薬が、むくみを誘発し得ます。風邪薬を飲んだら調子が悪くなったなんていうのもこのせいかもしれません。何にせよ、唇は敏感ですので困った物です。 (Kitasato Univ. Electronic Textbook:より引用)
しうる物ですの、これを飲んだから必ず出る物ではありません。詳しくはお医者さんに聞いて下さい。
まずは、水分やナトリウムの過剰摂取はきっぱりやめましょう。そして、演奏会が終わった後で、その分ハジけましょう(放っといても大概、ラッパ吹きはハジけますが)。むくみに良い食事と言う物もあるようです。以下のリンクが参考になるかもしれません。ビタミンB1も良いそうです。
△食育大辞典【浮腫(むくみ)】頁
△Pri-Mary 顔のむくみの頁
また、一旦むくんでしまったものは、マッサージや運動で解消するのが副作用も無く、一番健康的であると思います。利尿剤等もありますが、粘膜は薬剤に結構敏感ですし、体の他の部分に影響も出ますので、ただのむくみ程度には使わない方がいいでしょう。というか、出してくれないと思いますし、医者も。基本的には、むくんでいる部分の筋肉を収縮→伸長→収縮→伸長と繰り返し、筋肉の圧力でリンパの流れを活発にします。この際に、出来るだけ圧力の変化を大きく取り、また一日に少しずつ何回もすることが大きな効果を生むそうです(△浮腫の軽減のための運動原則の頁)。
また、様々なケアの頁をあげておきます。例えば、半身浴とマッサージでむくみを取る方法もあります。顔のむくみにも応用できると思います。また、よくエステで見られるマッサージも、リンパの流れを良くしているという科学的実証もあるそうです。終わった後に顔がすっきりしているのはそのためでもあるようですね。
トランペットを吹くには、健康な体が必須条件なのかもしれませんね(^^;
しかし、どこのバンドを見ても、他のどのパートよりも不健康な気がするのは...気のせいでしょうか(笑)
以上、不健康が代名詞の管理人でした。
お値打ち情報、間違い等ありましたらお手数ですがご連絡下さい。
Koala's Music Libraryというサイトがあります。ここでは、ホルン(とバイオリン)奏者の管理人さんが、金管アンサンブルの譜面を無料公開していらっしゃいます。採譜にかかる労力を考えると、自然と頭が下がります。 著作権や特許で金を儲けることしか考えていないここ(※1)とかディズニー(※2)には、是非爪のあかを飲ませたい物です。
それはともかく、Koala's Music Library 管理人"こあら"氏が無料公開しているスコアは、ホルンアンサンブル金管アンサンブル含めてもうすぐ100に届かんばかり(現在)。アンサンブルの譜面を探している方は特に訪れてみて下さい。
ちなみに、著作権に関して気になる方は、[例えば楽譜の風景サイトのコラム「楽譜のコピーが可能な条件」]などを参照していただければ良いと思います。基本的には、原著作者没後50年経っていれば使用に問題は無いです。また、MusicTeXやFinale等の楽譜作成ソフトを用いて作成した楽譜は、たとえその際に出版社の売り譜を基にしたとしても、出版物の著作権抵触することは無いようです。例えば、直接日本楽譜出版協会、日本著作権協会、JASRAC などからその旨の回答をもらったサイトもあります。
と、いうわけで、配付サイトの注意書きを守ってさえいれば、特に心配なく楽譜を使えます。
ここで、他にもあるフリーの楽譜配付サイトを挙げておこうと思います。
ここまでのものは全てFree Sheet Musicの Brassのカテゴリーから抜粋したものです。まだまだたくさんありますので探してみて下さい。ラッパ以外の物ももちろんあります。その他にも[Classical][Jazz]などのカテゴリーがあります。△Find Free Music トップページ
他にもフリースコアのポータルサイトがあります。
採譜にかかる手間はかなりのものです。もし手に入れた譜面が役に立ったなと思ったら、作者の方にお礼のメールやゲストブックへの書き込みをしたほうがよいでしょう。
作成者にとってはそれが原動力であり、目的だったりもするのですから........それでは、もしお値打ち情報、間違い等ありましたらお手数ですがご連絡下さい。

しかし口内炎と言うものは嫌な物です。体表に出来ればバンドエイドを貼れば済むのに(^^;
では後半戦に行きたいと思います。しかし薬は気がついたら新しい安い物が出ていたりするので、薬局のチラシは要チェックです。
アフタ性口内炎の薬をあげます。他の病気の場合は処方せんを飲むことになるでしょうからあげません(^^;
原因がよく分からないだけに様々な噂があります。自己責任でお試し下さい(出来ればこっそり感想をお送り下さい)。
口内炎は大変ですが、なんとかだましだましやっておくしかないようですね...特効薬や原因の追及の成果が上がることに期待しましょう...
△vol.1【口内炎の分類と症状】へ
口内炎誰しも一度くらい苦しんだことがあるこの症状。何とかならないものかと医者を訪ねても、軟膏と胃薬渡されてさっさと帰れと言わんばかり。しかも塗っても塗ってもすぐはがれるノリの悪い軟膏。ひどい人は、直径1cmをゆうに超えるクレーターとなって、演奏はおろか御飯も食べられない始末になってしまうこともあるそうです。そんな人類の、最大から・・・7番めくらいの敵"口内炎"を今回は少し調べてみたいと思います。
ただ、自分は口内炎なのか?という方は、以下のリンクに画像付きの症状診断等がありますので、まずはそちらを御覧下さい。
△口腔病変アトラス
△皮膚病写真データベース
口内炎は、一般的に、口腔内に潰瘍や水泡、糜爛(びらん:ただれのようなもの)が出来たり、粘膜や歯茎が腫れ上がるという症状を示します。個数や頻度は様々ですが、実は口内炎には、主にその原因により、たくさんの分類がされています。 そして、その中には重病へと発展するもの、重病発症中の症状として出現するものも少なからずありますので、口内炎にあまりに悩まされている方は、面倒くさがらずに一度耳鼻科や口腔外科、歯科あたりで見てもらうことをおすすめします。(←ここ重要)
まずは、一番一般的で一番困った奴「アフタ性口内炎」です。これは再発性で、統計的に、口内炎が出来たと言えば大概がこれのようです。(医者によって呼称は色々あり)再発性アフタ、習慣性アフタ、口内炎、習慣性口内炎、慢性アフタ性口内炎、慢性再発性アフタなどと呼ばれることもあります)
原因は、残念ながら大概は決定することが出来ません。故に、特効薬もありません。口の中に数個できて痛みますが、しばらくすると自然に消えていきます。2週間程度の場合から、3日程度まで様々なようです。口内炎はあらゆる場所に出来ます。喉に出来ると飲み込みが辛くなります。最悪はやはり舌です。
親が口内炎持ちの場合は、その子どももそうである傾向が強いとされています。ビタミン不足や胃腸の不良、ストレスや疲労等様々な要因が指摘されていますが、臨床的に確定した原因はない、というか原因が複雑にからみ合っていて対処できないというのが、現状のようです。
ただ、どうしようもないですが、その代わりと言ってはなんですが、特にここから大きな疾患に発展することもまず無いです。しかし、自分の口内炎が、このアフタ性口内炎かそうでないか判定するのが肝要です。
カンジダ菌画像
また、微熱等の全身症状やあまりに数が多い等の症状がある場合は、感染性のアフタのこともあります。この場合、ウィルスまたは細菌・真菌の口内炎に発展することが多いので、きちんと診断してもらって下さい。通常のアフタ性口内炎に経験的に処方されているステロイド系の軟膏は、免疫作用を下げることを目的としているため、実際には感染性であった場合に、逆に細菌やウィルスに対する抵抗が無くなり、悪化すると言う状況に陥ります。きちんと、ウィルスや細菌用の軟膏や、抗生物質・抗菌剤等を処方してもらって下さい。
真菌(というかカビ)による感染症で一番ポピュラーなのは、口唇疾患・皮膚疾患でも有名ですが、カンジダ(Candida)菌です。この菌は皮膚や口腔の常在菌です。抵抗力が弱ったときに勢力を増してきたり、抗生物質で他の菌が減ってカンジダ菌が優位に立つと増殖してきたりします。口腔カンジダ症・カンジダ性口内炎と呼ばれる状態になります。特徴としては、患部に偽膜と呼ばれる、簡単にはがれる白い薄皮が出来l、粘膜は赤くなって場合によっては腫れてきます。 その偽膜からカンジダ菌が出れば確定です。
治療としては原因の除去、つまり体力の回復や抗生物質の調整と同時に、治療薬を内服または外用します。
次によくあるのが、口の中を咬んだ後に出来てくる口内炎で、これは"カタル性口内炎"と呼ばれています。胃腸の疾患等が原因として起こるものもこれです。
口の中がむくんでいるとなりやすいそうです。舌を歯にしばらく押し付けて歯形が残ると、むくんでいると言っていいみたいです。 カタル性口内炎は、潰瘍を生じることもあり、ひどい痛みを発することもしばしばです。鎮痛剤等も効きが悪いようで痛む場合はとりあえず医者に行った方が良さそうです。
また、ヘルペス(右下画像)によるものの場合もあります。今回は省略します。
そして、難病を一つあげておきます。それは、粘膜・皮膚・眼症候群(ベーチェット病、 Reiter病、多形滲出性紅斑症候群)です。専門機関での全身の治療が必須です。最初は治りにくい口内炎のみが症状としてあらわれることがままあります。この病気は早く見つけることが必要です。何故起こるのかも分かっていない難病です。
一度に複数できて、治っても次がすぐ出来る場合や、いくつかの口内炎が合体して巨大化する場合、同時に皮膚が荒れたりする等の症状がある場合は、安心料として医者にかかる方がいいと思います。
乳幼児に多い、手足口病やヘルパンギーナ、水痘、麻疹、ジフテリアにも気をつけて下さい。
では、後半では口内炎の薬や早く治す噂、リンク等を紹介いたします。どうぞ御覧下さい。
△vol.2【口内炎の薬と噂とリンクと】へ

ここで、Bobby氏は渦理論等を用いながら息の流れを説明していますが、ここでは割愛して、結論としては、アパチュアを(必要以上に)閉め過ぎると、音は詰まる。開けば息の流れが自由になり、音もオープンになると言うことです。これは絶対的に何cm開けろと言うことでは無いので、基本的に締まりぎみの人が多いから、そういう人は、アパチュアを心持ちfreeにすることで、解決に向かうことがあるよ
、というニュアンスで私はとっています。鉛筆ほどの太さにすればいいというものでないでしょう。と、これはあくまで私の解釈ですが(^_^;
個人的にアパチュアは自然に任せるのがよいかと思っています。
アンブシュアは作るのでは無く、ブレスや筋肉の使い方の結果、自然と決定するものと私は考えているので、呼吸と言う大きな枠組みのうちの、大げさに言うなら下部構造の一つと思っています。少なくとも通常の吹奏範囲内でしたら(DoubleとかTripleの領域でどうなるかは分かりかねます。未体験ゾーンなんで(笑))
原題は"SELECTION OF CORRECT MOUTHPIECE "
Bobby氏の考え方をとるなら、correctではなくてproperあたりが適当な気もしますが...それはともかく、氏は積極的に自分に合うマウスピースを探して、冒険しろ、試してみろと言います。生涯1マウスピースで、どんなジャンルでも同じマウスピースを使えというのはナンセンスで、それぞれのジャンルによってマウスピースを使い分けるのは、より楽に正確に演奏するためには必要なことで、伝統に捕われてはいけないと言います。
この間のパイパーズでは、最近は大きなマウスピースが子どもにも流行っているが、子どもは唇が小さいから、最初から大きなものを与えても吹けないと言っていました。指導者は唇の厚さやサイズを見て、Bachであれば3c,7c,10Halfから選んでやるべきだと。やはり唇の厚さは重要なファクターなようです。
以上で、official site と O.J's Trumpet Page 内 Clinic with Bobby Shew を軽くまとめおえたつもりです。
実際のニュアンスは特にオフィシャルページの方は読んでいただけると分かりやすいと思います。
結構な量があるので全部訳するわけにもいかないもので。
ちなみにBobby Shew氏に関しては下のような所に詳しい情報があります。
つたない英語力なので勘違いもあるかもしれません。その際は是非ご一報下さい。しかし、イクスピアリのバーで間近で聞いたBobby Shewは凄かったです。フリューゲルホルンも吹いていたのですが、その音の奇麗なこと...しかもしっかりハイノート出るし。特にDaahoudはしびれました。
ほんとうに、凄い人です。ちなみに、握手した手は私の2倍くらいありました(笑)
また聞きたいですね.....
ここから、実践的な話に入ります。Bobby shew氏 の official websiteに書いてあるのはここからです。
自分は良い感触を探しているんだと言う。よい吹奏感を彼は
The Bobby Shew feelingと呼ぶ。それを得るために1番と2番を何回か行う。
ステップ1が備えている重要なところは、それが横隔膜を下げるからだ。
Bobby Shew氏は、周囲の筋肉を機能的に連係させて横隔膜を下げることを求めているようです。と、いうか、しいては後述していますが、筋肉を機能的に連係させて肺に圧力をかけてウィンドコントロールをするという流れのようです。
なを、このボビーシューメソッドについては、詳しく解説をなさっているソースが別にあります。ワールドプロジェクトジャパンの黒坂洋介氏がまとめた、「管楽器の呼吸に関する考察」というレポートです。 このレポートの第3回で「メイナード・ファーガソンの呼吸法」として紹介されているのがこれと同じ物です。是非そちらのサイトもご欄下さい。その他にも、永年の研究結晶がもりだくさんです。最近サイトが開設されました。合奏音楽のための国際音楽プロダクションとのことで、呼吸法以外にも様々なお役立ち情報がありますので是非どうぞ。黒坂氏にはわざわざご連絡いただきまして、誠にありがとうございましたと、この場を借りてお礼を申し上げます。
続いてOJでは詰まった音を出す生徒への対処法に話が進んで終わりますが、ここでは割愛します。つづいて official page の 2)ABDOMINAL SUPPORT OF AIR の方に移動します。
ちなみに1は"1. Feeling of the Lips"なので、OJとかぶるので割愛しました。さっきのブレスとも多少かぶりますが...
まずは、Bobby師は、ももの付け根から胸骨にいたるまで上半身は機能的に連係した筋肉が複雑にあり、それは3層になっているとします。詳しくは割愛しますが、詳しく知りたい方は、藤井完氏の著書、管楽器の呼吸法を読まれるとよく分かると思います。
余談ですが、お二方の考え方が一緒と言うわけではありません。高音の出し方の考え方において特にBobby氏と藤井氏は異なります。bobby氏はこれらの筋肉が、肺の周りに強い内部圧力を生み出し、その結果速い息が出ると言うのが理論ですが、藤井氏は咽頭部の筋肉バランスを重要視しています。
それはさておき、こういった筋肉バランスで、体内圧力をコントロールして音を出すというのがBobby氏の考え方です。故に、題名は息の支えと言うよりは筋肉の支えが適当かもしれません。(後編に続く)

Bobby Shew 氏を知らない方はあまりいないと思いますが、プレイヤーとして、そして近年は主にクリニシャンとして各地で活躍している方です。日本にもちょくちょく来ていて、この間はパイパーズでエリック宮城氏と対談していたりしています。 共通の話題はやはりラッパとジャズとバディ=リッチでしょうか(^_^;
それはともかく、氏のクリニックは氏のWebサイトをはじめとして各所に載っているのですが、いかんせん英語ですので、抵抗のある方も多いかと思います。
今回は故に、
・Bobby Shew official web site
・O.J's Trumpet Page 内 Clinic with Bobby Shew
を中心に Bobby氏の考え方をまとめてみようと思います。
O.J's Trumpet Page 内 Clinic with Bobby Shew (以下OJ)の最初には主に練習への取り組み方が書いてあります。それは、主に
「きちんと聞くこと」
「考えてから練習すること」
「猿真似は良くない」
「信じて、自分の音を見つけなさい」
ということだそうです。
Bobby氏は、ラッパの吹き方に"one way"はない
と言っています。つまり、自分で試行錯誤しながら"own way"を探せと言うことでしょう。
確かにそう思います。というか正論です。でも、これを実際に実践するのは難しくないでしょうか。特に、私のような、音楽的素養も何もなしに、ラッパを吹いているものにとっては、少々手厳しく感じてしまいます。自分で考えろと言われても、何の土台も無いわけですから.....土台も無しに目隠して積み上げても、多分、すぐに崩れます。
何も参照してはいけないのでしょうか.....というと、実はそんなことをいっているのではないです。それは、読み進めていれば分かります。はい。
そんなことを考えて、OJ内を見てみると、Bobby氏の"Background"の項目にこんなことが書いてあります。Backgroundつまり背景ですね。
「普通の練習は全然しなかった」「子どもの頃にレッスンを受けたことは無い」「アーバンもクラークもやっていない」「耳で学び、試して学んだ」「自分自身に教わった」「私は周りより良いシステムを持っていた。誰も"ボビーこれをやってみたら"と言わなかった。だから考えなくてはならなかった」
ちょっと翻訳がおかしいかもしれませんが、ここから伝わってくるのは、やっぱりbobby氏は天才だったということではないでしょうか。元々トランペットを吹くのに適した素養があったのです。
なので、彼のクリニックは、それを念頭において読む必要があると思います。ただ、"Bobby Shewは、あらゆる教則本を試して自分の奏法を作り上げた"という話も聞いたことがあるので、もしかしたらこれは冗談かもしれません。
ですが、どちらにしても、Bobby氏のクリニック内容が、一般に流布している教え方(ひたすら、腹から息を出せと言ってみたり)とは一線を隔したものであることに変わりはありません。というわけで続きにいきます。
次に、かの恐ろしき、Buddy Rich Big Band のリードラッパに抜擢された後の苦悩について、書いてあります。ちなみに、Buddy Rich Big Band とは、 Buddy Rich という鬼ドラマーに率いられたバンドで、ミスをするとドラムのスティックが飛んでくることで有名なバンドです(笑)
ちなみにエリック宮城氏も、ここのリードをやってさんざん苦労をし、しまいに夜中に Bobby氏に電話をかけて悩みを相談した経験があるそうです(^^;
リードの音が、90%以上五線譜の上にはみ出ていることがままあるバンドです。かのBobby Shewに"I have no chops(そんなにもつ筋肉は無いよ)"と言わせるほど。ちなみにそのときのBuddy Richの答えは "Go home and get it − have it for tomorrow"つまり、「明日必要だから、家に帰って取ってこい」だそうです(笑)
そこで、Bobby氏は数々の教本を試したそうです。マジオシステムやクラウド・ゴードン、ジェローム・カレのスーパーチョップス等・・・結局「こういうふうにやれ」と一つのやり方を押し付ける教条的教育にはついていけないと、ほうり出したそうです。
このあたりが、「自分で考えろ」という所以でしょうか。確かにその通りだと思います。一つの教えにしばられずに、色々なものに触れて、自分で試して有用なものか判断していく。その通りだと思います。
その後彼は、このへんが恐ろしい所ですが、FergusonやBud Brisbois(GO TO : Trumpet Stuff) 等の教えにより、なんとかDouble High Cを獲得したそうです。なんとかなってしまうあたりが常人ではありません(笑) それからBobby氏は医学的生理学的に奏法を研究し、結果出た基本的なポイントが以下の4つでした。
三番めはすいませんよくわかりません。Back off....背中をはなす?(-_-;
何か一番肝心なところが分かっていない気がする自分(笑)

海外で面白いサイトがありました。実際の楽器工場の写真を集めたものです。ちなみに楽器工場は、ホルンなどで有名なHelmut Finkeのものだそうです。計15枚の画像がサイトにおいてあります。 中々興味深いので、一つ一つ紹介しようかなと思います。
※だいぶリンクが切れているようです。http://www.finkehorns.de/Japanese/Fotogalerie.htmlから見られますので、こちらからどうぞ。日本語版ですしー。
それはともかくまず1枚目
フィンケ氏が、半自動のベンディングマシーン(管などを曲げる機械)を披露してくれるとのこと。zylindrical....って辞書にのってないのですが、どんなんでしょうね(^^;とにかく、曲げは全部この機械でやってるそうです。後ろにたくさんの形の奴がかかってますね。
そして続きましてはダブルホルンのロータリーを組み立てています(該当写真)。さらにトリプルホルンのロータリー部分の接写(接写写真)もあります。他にはコンパクトホルン(子供用)のごみを取り除いている姿(その写真)やロータリーを取りつけている姿(その姿)も映っています。次はロータリーのピッコロが写っています。ピントが合っていないのが残念。
続いて原材料の説明です。72%が銅のイエローブラスと、85%が銅のゴールドブラスと、ニッケルシルバーから選んで使っているようです。レッドブラスは無いのですね。そして、この無造作に積んである茶色いやつが楽器になるわけです....まずはこんな風に金属板を切って。そして、ベルの形を作っていきます。
次にこっちの写真にいきます。
ベルを回転させることで硬度が上がるそうです。(その光景)これは..整形しているだけではなく、回転させて何かをすることで硬度が上がるということでしょうか。私にはちょっとよく分からないです。後は基本的に焼き入れをしているようです。堅くなるのは重要だが、柔軟性も無ければ役に立たないとのこと。まさに職人芸。
そんな工場の一部分(該当写真)うぅむ、やはり楽器は大事にしなくては....
と、こんな感じです。他にも工場を公開してるメーカーなどあったら掲載いたします。
また、以前にここの技術者であったSteven氏(特技はサックス(笑))が、同じくフィンケの工場の光景をサイトで公開しています。両者の時代や場所などの関係は分かりませんが、こちらも面白いのでどうぞ。下の方の[Take a tour through instruments world !!]から行けます。こっちは写真もしっかり見れます。 △Steven Homepage(英語)

その他、
△PandoraSonic等に豊富なリストがあります。
ちなみに、Macで音楽を楽しむならとにもかくにもマックの本体のスピーカを使うのは取りあえずやめることが先決です(^_^;
スピーカーとか買う余裕がねぇようという方は、片方がピンジャック(イヤホンとかと同じ)もう片方が三色ケーブルになっているケーブルを買ってきて、お手持ちのコンポの外部入力端子につなぎましょう。1000円で済みます。

モーリスアンドレは、エール地方のセヴェンヌの炭坑夫の家庭に、1933年5月21日に生まれた。父親は大の音楽好きでアマチュアのラッパ吹きだった。父は小さな村で演奏をしたある日の帰りに、アンドレに古めかしいコルネットを持ち帰ってきた。その頃12歳半だった彼は、それから2年間ソルフェージュをやった後、ラッパという楽器に惚れ込んでしまったのだ。
「父は、"Lily Lily Bye Bye"を私に与えたっきり、他のラブソングなんかを全然くれなかったんだ。5日後、私はそれを吹けるようになった。確か4分の2拍子の曲だった」父はこうやって私をのせたんだよ、そして、父は私にポピュラーソングを教えてくれたんだ。
また、父は、自分の友達であるLeon Barthelemyという、パリの音楽学校でMerri Franquin教授の元に学んでいた男のもとにモーリスを勉強に行かせるという優れたことをした。Barthelemy氏の元でモーリスは、アーバンの様な教則本を買わされた、それに関してモーリス氏は現在こう言う
「Barthelemy氏やMerri Franquin氏とやった凄い教則本だよ、アーバンは。そう、あれで、柔らかいアタックや朗々としたアタック、全ての種類のタンギングなんかを学んだよ。」
彼は私に、そういったタンギングや、安定したピアニッシモの吹き方を詰め込んだよ。みんな知ってるとは思うけど、Franquin教授の教則本を振り返ってみると、私はやっぱりこれは最高のメソッドだと思います。
4年間の後、Barthelemy氏はモーリスの父親に、未だに炭坑で働いていたモーリスを、パリの音楽学院に行かせてはどうかと言った。しかし、炭坑夫でしかない父親には、とてもそんなことはしてあげられそうになかった。そこで、Barthelemyは提案した。モーリスを陸軍音楽隊に入れてみてはどうかと。その後すぐ、モーリスはマウントヴァーノンの第8連隊にいた。音楽学校において、これでモーリスはタダで籍を置けることとなったのだ。モーリスは鉱山を後にし、Raymond Sabarich教授の元に入った。 その頃の写真を見れば、彼の軍服姿を見ることが出来る。
鉱山夫の子どもとして、お金なしにパリで生きていくのはたやすいことではなかった。彼はいつもバラックで食べ、眠った。Raymondはすぐにこの若い坑夫が素晴しい才能を持っていることを見抜き、そして彼に特別なレッスンを与えた。
その頃のことをモーリスはこう回想する。
パリに行って3ヶ月後、Raymond Sabarich教授は素晴しい人だよ、本当に他に言い様がない。彼は私に本心の一部を打ち明けてくれたんだ。彼は迷い無くすぐに、私には才能があるって分かったそうだ。というか、そう言われたんだよ。あぁ、だから、私に課題を課したのかな...?。けど、私は彼の期待に沿うようには出来なかったんだ。3ヶ月後、彼は私に叱責の言葉を投げ掛け、そして教室の外で私を軽くこづいたよ。教授は死ぬまでいつも私に言ってたよ、モーリスアンドレはいつ目覚めるんだ?ってね。上手に叱ってくれることは、なんて素晴しいことなんだろう。
そしてその3ヶ月後、モーリスアンドレはアーバンの後ろから14コの練習曲を、全てただ一つの間違えも犯さずに繰り返したのだ。
パリで6ヶ月ほど働き、コルネットを練習した後、彼は一等賞をとった。そして翌年には、トランペットでも一等賞をとったのだ。1955年彼はジュネーブ国際競技会でも一等賞を受賞した。
彼が30歳を迎えた1963年、モーリスはミュンヘン国際コンクールの審査員にならないかと言われた。その時彼は、しかし自分もそれに参加できることに気づくと、参加し、一等賞をまたかっさらったのだ。
1963年の賞は彼のソリストとしての経歴の出発点でした。それに先立って、彼は" Orchestre Philharmonique del la R.T.F"や"Orchestre des Concerts Lamoureux."のようないくつかのオーケストラ中のトランペットを演奏した。 彼のソリスト生活においてとても重要な人物は、彼がスイスの、モントレーで出会ったリリアンだった。6ヶ月後、彼らは結婚することとなる。
リリアンは、モーリスの才能を見抜き、彼のマネージャーとしてそして旅行の付添人となった。モーリスがソリストとしてはじめたとき、トランペット向けの曲はほとんどなく、トランペット自体、バイオリンやオーボエなどのようなソロ楽器とは考えられていなかったのだ。レパートリーに加えるべく、彼はバイオリンやオーボエの譜面を、トランペット用に編曲したのだ。
彼はまた、ピッコロトランペットを使いはじめた。現在は130以上のピッコロ用の編曲がある。例えば"Tartini Concerto in D major for Trumpet and Orchestra"(原曲はバイオリン)は、Jean Thildeによって編曲されたもので、今でも沢山の演奏者によって演奏されている。
モーリスアンドレは世界中を飛び回り、多くの偉大なコンダクタおよび大きなオーケストラと演奏した。20年前1978年の彼へのインタビューを見ると、Jean-Pierre Mathe'zに、自分は年220のコンサートを行ったと言っていたし、そして多分年平均180はやっているだろう、と。ということは、1978年までに、彼はすでに2700以上ものコンサート行っていたに違いないのだ。
コンサートに加え、モーリスは300以上のレコーディングをこなしている。60年代の初期にLP板が出来たときからだ。初期の多くのレコードは、フランスのレーベルEratoの為に作られたものだ。後年彼はCDもいくつかだし、昔のLPもCDに再収録されたりしている。 ここに不完全だがリストをあげておく。
管理人より
原文には、モーリスアンドレのアーバン演奏などの音源が多数ありますので、是非行ってみてはいかがでしょうか。
また、翻訳間違いなどありましたら御一報下さい。
▽原文を開く( O-J'sTrumpetPage Home )
→モーリス=アンドレのCD一覧はこちら

Macユーザーの方は「Mac用お勧めソフトコラム」へどうぞ。ちなみに特に明記してない限り全てフリーソフトで揃えてみました。Macと違ってWinはフリーソフトが沢山あってうらやましい限りです。
その他DTM系は、以下のリンクを参考にして下さい。実際私は試すのも手間がかかるしDTMをしたこともないので、お勧めのしようがありません。リンク先はどれもその筋の人たちが集めた物なので良いと思います。
以上、自分はMacユーザーなので市況の評判や解説サイトを見て判断しました。故に実際の使い心地までは判断できませんでした。うぉっ、まともにうごかないじゃんこれ、などありましたら申し訳ありません。もしそんなことがありましたら、お手数ですが加筆修正致しますのご一報頂けると有り難いです.生っ粋のMacユーザーの管理人でした。

Trumpeter's Lounge で金属アレルギーについてのスレが立っていたので、軽く金属アレルギーについての一般的情報を集めてみました。 もし、気になる方はどうぞお読み下さい。
金属アレルギーとは、まず、汗や唾液などの液体を介して、金属がイオン化することろからはじまります。そしてそれが、表皮や粘膜のタンパク質と結合して、本来生体には存在しない異種タンパクを作ります。 金属アレルギーは、この異種タンパクに対する免疫反応として、数日後に起こる遅延型のアレルギーの一種で、接触性皮膚炎に含まれまる、というのが一般的な見解のようです。 また、そういった症状は、数日後(24〜72時間後にピークを迎える)に遅廷型のアレルギーとして起こるのが普通のようです。
また、金属の種類によってアレルギーの起こり方が異なるそうです。コバルト、クロム、ニッケル、水銀、金、鉛、白金、などは、現在アレルギーを引き起こすといわれています。また、アルミニウム、マンガン、鉄、亜鉛、カドミウム、ストロンチウム、パラジウム、ロジウムなども類似の反応を起こすという報告があります。
アレルギーの症状は、直接局部で起こるアレルギー性接触皮膚炎(カブレ)、接触しない部位に発症する掌蹠膿疱症などの全身性接触皮膚炎があるそうです。 具体的な症状としては、粘膜がヒリヒリする感じを持ったり、赤くなったり、腫れたり、紅斑や小水疱ができたり、粘膜の一部が剥離するびらんを生じたり、その他にも味覚異常、鈍麻、灼熱感、疼痛などが起こるようです。口唇の場合には乾燥、亀裂、落屑なども起こすようです。
対策としては、原因金属を遠ざけるしかないようです。また、原因金属はパッチテストなどをしなければならないので、とりあえず疑いがあれば医者に行くことをお薦めします。 ちなみに私も金属アレルギーを疑ったことがありますが、病院に行って、違うことが分かりました。無理で無駄な練習が原因だと分かりました。 どっちにしても、もやもやしているよりは、すぐに皮膚科に行ったほうが良いと思われます。
△また、金属アレルギー防止液なんていう製品もあるようです。(詳細は日本ピアスシステム該当ページ。そしてそのサイトのTOP)

ラッパ吹きアルトゥース=サンドバルが、ピアニストとして初のアルバムを、クレセントムーン/コロンビアレコードから出した。そのCDの名は「My passion for the piano(私のピアノへの情熱)」全12曲のオリジナルとジャズスタンダード曲が収録されている。
サンドバルはベーシストのデニス=マークスやドラマーのアーネスト=シンプソン、そして特別ゲストのサクソニスト、エド=カレとパーカッションのサムエル=トーレスとレコーディングを行った。
ハバナに生まれ、マイアミを本拠とするサンドバルは、「長年、自分のファンに、どこに行ったら私のピアノアルバムを手に入れることが出来るか聞かれ続けていたからね」とピアノアルバムリリースの原因を語る。彼は何回か、ピアノをファンの前で演奏したことがあるのだ。「そろそろ出し時かなって思ったんだ」
発想は良き師であるディジーガレスピーから得た。彼は、ピアノの弾き方を知らないマイルスを叱ったことがある。
サンドバルによれば、自分は、ビル=エヴァンス・キース=ジャレット・ハービーハンコック・チック=コリア・ウィントン=ケリー・チューチョ=ヴァルデスなどから、影響を受けているそうだ。
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これは、もしかしたら自分だけかもしれないけれども、黒人や白人がラッパを持っているだけで、この人は、何気なく持っているけれど、実はすごくラッパを上手くに吹けるんじゃないか、と思えてしまう。実際はどうあれ、ラッパ素人の日本人と黒人をならべて楽器を持ってもらったら、間違いなく私は黒人の方が上手くラッパを吹けるように感じてしまうのだ。
確かに、ラッパは日本ではなく中近東で生まれたものであり、元々日本のものではない。様にならないのも当然だ、とも言える。日本では横笛型の方が発展してきたわけであるし。
確かに、ラッパを吹いてきて、人種による向き不向きは残念ながらあるのだろうな、と思う。しかし、そういう話題はまた別の機会にしようと思う。長くなるだろうし。長いと読んでて飽きそうであるし(もちろん書くほうも)。ところで、日本人と外人で、後者の方がラッパが上手そうに見える原因を考えてみると、私は広い意味での「姿勢」の違いにある気がする。
まず、日本人は外人に比べて猫背である。自分を見ても(悲しいかな)そうである。
これでは、あの真鍮の筒に、のびのびと息を送り込むなど出来そうにない。なんというか、何か縮こまっている。息も音も縮こまりそうだ。
しかし、それにはれっきとした理由がある。日本は昔から「縮こまる文化」を持っているのだ。例えば、伝統的文化である「茶道」においても、狭い入り口から入り、正座して小さくなりながら茶をすする。別に日本人が卑屈でいつも鬱屈た思いを抱えているというのでは決してない。あり得ない。日本では、驚いたときや緊張したときは「身が縮む思い」になり、身を屈めて驚異から身を守る。のこぎりは引くし、鍬は引いて耕す。逆に外人はいつも背が伸びている。背筋が伸びている。畳に座らず椅子にしゃんと背を伸ばすようにしつけられ、驚いたときには背を張る。のこぎりは押すし、スコップで押して掘る・・・・両者力の方向が逆である。肉体的に考えるなら、日本人は屈筋を主に使い、外人は伸筋を主に使って生活しているのだ。
屈筋を使えば、身は縮んで猫背になる。私が今まで見たところ、一流と呼ばれるラッパ吹きは例外なく背筋が伸びている。それも日本人の「気をつけ」のようにがちがちと力んだものではなく自然体で。
なるほど、確かに、この姿ならラッパを吹くのが様になる。それに、日本人でも上手い人は、ラッパを持った姿が格好がいい。
私は、姿勢とは、ラッパを吹くのが似合う似合わないといった見た目以上に、重要ではなかろうかと考えている。なぜなら、ラッパが外人によって作られ発展した以上、そのような姿勢、ひいては筋肉の使い方が、ラッパを演奏するには向いていると考えざるを得ないと思っているからだ。ゴルフではないけれど、見かけから入ることも重要ではないかなと。外人の筋肉の使い方を理解すれば、もっとラッパが上手く吹けるようになる・・・・郷に入れば郷に従えではないかと思う今日この頃でした。
決して日本人が外人に劣っているとかそういうことではなくて、ラッパを吹くことに関しては、外人の体の使い方の方が向いているはず、ということです。逆に横笛なら日本人の体の使い方の方が有利かもしれませんしね。専門外なのでわかりませんが・・・・