AIはトランペットの世界にどんな変化をもたらすのか?
公開日:
:
News
YAMAHAが、人工知能(AI)と人間が楽器演奏で“共演”できる開発中のシステムを、二十七~二十九日に東京で開かれる展示イベント「デジタルコンテンツEXPO2017」に出展するそうです。
内容を見ると、演奏者のクセを読み取って伴奏してくれるもののようで、いわゆるAIっぽいものというよりは、学習機能つき伴奏システムのような物のようです。
まだまだこれではインパクトは少ないと思いますが、これからトランペット含め音楽の世界はどのようになっていくのかは興味深いです。エレクトロニカ的なものはAIで新たな表現が生まれるでしょうし、大衆音楽POPSを見ていると、セオリーがあるので自動化という道も見えています。
少なくとも人間そっくりで違和感のない演奏ロボットが出るまでは、生演奏に対しての価値は継続すると思いますが、ビッグデータを基に大衆向けの音楽を作るなどとなると、既に一部は機械化されているようですから、AIが食い込んでくる日は近いでしょう。
トランペットの場合、音源では再現できないですし、吹き方も奏者によって微細異なりますので、AIとは遠いように思いますが、空気の出し方などをコピーするのは難しくない、だとすると、生演奏もまたロボットが行っていく時代になるのかもしれません。
本当の意味で「趣味」「余暇」のものになるのかもしれませんね。
トランペットブログ内の関連記事
関連記事
-
-
Maynard Ferguson に捧げるオールスターライブ
元記事:Kim Richmond 2 ロスに!ファーガソントリビュートライブが。 題して「STRAT
-
-
横浜スタジアム鳴り物拡大計画
以前に、巨人応援にはトランペットはまずい?という記事を書きましたが、堀内監督が鳴り物の応援は自粛して
-
-
今度はあの名盤をカバー!
元記事:CDJournal.com - ニュース - ライアン・カイザー率いる“ザ・クインテット”の
-
-
メイナード・ファーガソン[Maynard Ferguson]氏の生涯のまとめ
写経ではありませんが、追悼の意もこめて、本家WikipediaのMaynardFergusonのペー
-
-
チャーリー・シュリューター公開クリニック
BrassProからママ転載です。ちょっとサボり気味。 //////////////////////
-
-
“The Schilke Maniacs”の運営者深谷氏がリペアショップ開店
日本のシルキー情報が集まるサイトとして有名なThe Schilke Maniacsですが、 こちらの
-
-
メルマガで聴く「ユーロジャズへの旅」発刊
ワールド・プロジェクト・ジャパンさんより、ユーロジャズのメールマガジン『♪メルマガで聴く「ユーロジャ
-
-
YAMAHA新モデル8310Z
元記事:Yamaha Corporation of America - YTR-8310Z YAMA
-
-
削らないで虫歯を治療できるかもしれない
元記事;削らないで虫歯を治療 従来の、象牙質の病巣部分を削りだして穴を埋めて…という虫歯治療に変わる
