MDも負けじと新企画は1GB
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音楽配信
元記事:「1GBディスクが700円」—ソニー、MDの新規格を発表 – CNET Japan
ソニーも、こういった大容量ポータブルメディアプレイヤーの流れを受けて、既存のMDを大容量化したHi-MDを発表したらしいです。
現在のMDは実は177MBらしく、今回2月ごろから投入される第1世代のHiMDは、その2倍程度の容量となるらしいです。
2倍というのはちょっといまさらという感じがしますが、6月には1GBのメディアを投入予定だとか。
しかも、1枚700円くらいらしいです。これは今のフラッシュメモリーなどに比べると凄まじく安いです。出来るんでしょうか。自分のところのメモリースティック売れなくなるんじゃないでしょうかね…
なにしろ
「Windowsで使われているFATファイルシステムを採用し、動画やテキストデータも扱えるようになった」「USB規格のマスストレージクラスに対応したことで、PCと接続すると外部ストレージ機器として認識されるため、大容量のリムーバブルメディアとして利用できるとしている」そうですし。
おそらく、Sonyにとってそして音楽業界にとっての肝は、同記事内で言う
「著作権保護技術として、メモリースティックなどで使われているOpenMGとMagicGateを採用し、デジタルコンテンツの不正コピーを防止している。」
点にあるんだと思います。メディアそのものにコピーコントロールを仕込めて、さらにそれが流通メディアのデファクティブスタンダードになれば、音楽業界が言う”不正コピー”はかなり防げるでしょう。
ちなみに、OpenMGとMagicGateは、「Mobile:今週のモバイルキーワード「OpenMG【おーぷんえむじー】」」などに簡単な解説があります。
最近は新しい規格も出来たようです。「News:ソニー「OpenMG X」を開発 PS2や家電への音楽配信にも対応」
音楽だけでなくデジタル放送が始まることでこちらもひと悶着ありそうです。以下の記事はその辺りを詳しく解説しているのでお勧めです。
後藤貴子の米国ハイテク事情「日本はコピーワンスなのにアメリカはコピーフリー」
この辺りが丸く収まることは無いでしょう。流通の形態を大きく変える、インターネットというインフラとデジタル媒体が着実に浸透してきたことで、お金が落ちていく場所は確実に変化してきています。これに対して各国各種の企業がどのように変化していくか。しばらく注視していきたいと思いますー。
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