*

ベルカントの心得

公開日: : 奏法等の情報

参照サイト:Bel Canto And Brass Playing
Charles Colin Musicに、Bel Canto School についてのレポートのようなものが載っています。
概要としましては、プレイヤーは自分の出している音が美しいかどうかを第一に考え、何よりも重要な基盤としてまず練習すべきである。そして、そのためにはあまり筋肉そのものを直接的に考えるのではなく、自分の出している音が綺麗かどうかと、全体的な演奏イメージを持つといった間接的な方法を取ると上手くいく、という感じです。例えば音が細いからと言って、直接的にのどを膨らませようとするのは逆効果とのこと。
具体的に、面白そうなところを抜粋してみます(^-^

A beautiful tone is regarded as the result of properly functioning vocal mechanics. Anything short of a beautiful tone is attributed to faulty muscular coordination

美しい音は適切な発声メカニズムによる結果です。美しい音が得られないのは誤った筋肉バランスのせいです。

The player can gain control over muscular activity through indirect methods, not by concentrating on any specific muscle activity.

プレイヤーが正しく音をコントロールできるようになるには、間接的な方法を取るべきで、直接特定の筋肉の働きに集中しても上手くいかない。

The most important thing a player can do is to listen for a free, open sound. This cannot be overemphasized. Each player must become sensitive to imperfections of tone.

最も重要なことは、自分の音が自由でオープンなものかどうか良く聞けるかどうかだ。これは無茶なことではない。プレイヤーは各自自分の音質の中で欠けている部分を敏感に感じ取ろうとするべきだ。

A strained, tense sound should not be changed by attempting to open the throat, release tensions, or relax the throat. When a person tries to direct muscular action, it only leads to an increase in tension already present and exacerbates the problem.

細くきつい音を、喉を(直接)開こうとしたり、脱力させたりリラックスさせようとしたりして良い音に変えようとしてはいけない。直接筋肉を動かそうとしても、緊張が増すだけで悪化するだけだ。

Bel Canto masters accomplished concepts of tonal values through imitation. Many times, the teachers set examples for the students. In the case of brass players, I feel it is important for the teacher to play during lessons so the student can learn by comparison

ベルカントスクールでは、音質について”真似っこ”を使っている。教師が例を吹いて与えることが大事だ。生徒はそれと自分の音を比べることが出来るからである。

Relaxation is also important in concentration. Concentration does not mean dig in or try harder. The harder a player tries does not always mean the better they do.

リラックスすることは集中するという点で大事なことだ。集中とは、のめりこんでやることや、より辛い練習を刷るというのとは違う。そういったことは大概よりよい結果をもたらさないことが多い。


といった感じでしょうか。
かなり端折っているので、是非興味のある方は原文をご覧下さい。また、呼吸法に関しては以下のサイトが役に立つかと思いますので、是非是非どうぞ(^-^)
トランペット吹きの休日
ワールド・プロジェクト・ジャパン  ? 合奏音楽のための国際音楽プロダクション ?: g. 呼吸法について♪ アーカイブ
また、サイトじゃ練習中に読めないし、もっときちんと勉強したい、という方には藤井完氏は書籍を出されていますので、こちらをオススメします。1000円と安い(^-^;
#『朝練トランペット毎日の基礎練習30分
#『管楽器の呼吸法
前者が譜面やメソッド付きの入門編、後者が理論をまとめた上級者向けです。後者は理論書ですので特に楽譜などは無いのでご注意下さい。
これを読み返していると、授業も出ずに池袋のYAMAHAで片っ端から教本を立ち読みしていた頃を思い出します。あの頃は必死でしたなぁ…(´-`)。
そのおかげで単位もえらいことに…。
しかし寒くて外で練習するのはもはや無理ですね。
防音室付きの家かはたまたアビッテックスか。

関連記事

no image

トランペットのお手入れ動画from石橋楽器

石橋楽器が展開している低価格楽器ブランドで「Mavis」があります。 もともとギターなど中心に展開

記事を読む

no image

合言葉は「ダブルハイCを楽々出そう」。タングマジック第四弾楽譜が7月頭から発売開始

ブレスから、そもそもは体作りからトランペットの吹き方を見直そうという「タングマジック」 その教則本

記事を読む

講師と生徒を結びつけるレッスンマッチングサービス「KMC」

何かを覚えるという時に、一番大事な時期というのは、始めた時、一番最初じゃないかと思います。

記事を読む

no image

Web上にあるトランペットの吹き方情報まとめ

最近月に下手したら1回か2回しか楽器を触らなかったりします。 久しぶりに楽器を持つと、トランペット

記事を読む

no image

自分にあったマウスピースの選び方(トランペット)

トランペットをやっていると必ず悩むポイント、マウスピース。 マウスピースで頭を悩ませなかった人

記事を読む

no image

管楽器奏法の知識byEric&原氏[元記事]

Acorns Jazz Orchestraから、管楽器奏法の知識と題して、基礎(講師:原 朋直 )、

記事を読む

no image

SuperChops日本語訳

元記事:今日のこいずみ君 多分誰しも一回は興味を持つと思うこれ。 使用上の注意をよく読んでお使いくだ

記事を読む

no image

久しぶりに藤井先生更新[元記事]

今回は、「息の流れが仕事をするの? 」の巻。 また、一緒に上げられたリンク先の京都大学医学部耳鼻咽喉

記事を読む

no image

コラム:レッスンを受ける場合~先生の選び方など~

ここでは、トランペットを始める、上達したいとう方々に対して、先生の探し方や選び方などをはじめとして、

記事を読む

no image

コラム:トランペット練習法~教則本中心に独学する場合~

トランペットの練習法は大きく3種類に分けられるかな、と思います。 スクールなどに行ってレッス

記事を読む

  • ラッパ・その他用品のメーカーのWebサイトを"約60サイト集めてみました。セレクトボックスから選択すると該当ページにジャンプします。

    それでも見つからない方はこちらへ…
    ITG Links:Trumpet and Mouthpiece Makers

PAGE TOP ↑