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トランペットブログ個別記事

2004年06月09日

アレルギーと細菌の両天秤

参照元:CNN.「アレルギー増加は抗生物質に原因と 米研究 」

抗生物質によって、体内の免疫システムのバランスが崩れアレルギーが増えるかもしれない、という研究報告を米国ミシガン大の研究チームが発表しました。抗生物質は病気の原因となる細菌を退治すると同時に、大腸や小腸の中の「善玉菌」も殺してしまい、これが全身の免疫システムを狂わせ(後略)とのこと。これは…

抗生物質によって、細菌バランスが変わるということは昔から言われていることです。抗生物質はそれほど指向性を持っていないので、目的の細菌以外の常在菌まで殺してしまうことがあり、悪くなると菌交代症といった現象を起こすこともあります。

菌交代症とは、症状の名前で具体的に何がどうなるというものではないのですが、人間の体に住んでいる細菌の中には、外部からの細菌を排除する方向で動いているとみなせるものも多くあって、それを抗生物質が殺してしまうことで悪化の方に行ってしまうことです。外来の細菌が薬剤耐性菌になったりするとよりやっかいだったりします。
 [参考:]菌交代現象・菌交代症
 [参考:]第7編 薬 物 第4章 抗菌薬使用上の重要点

そんなこんなで強力ゆえに副作用もある抗生物質ですが、以前にトランペットブログ【Trumpet Blog "Horagay"】: そろそろ花粉症の季節にて乳酸菌と花粉症の関係をまとめたと思いますが、大腸の常在菌のバランスはアレルギーに大きく関わりを持っているらしいです。
[参考:]大腸内細菌叢の多様性解析とプロバイオティクスの機能

そして、主に内服で摂取することの多い抗生物質がダイレクトに作用してしまうのが大腸です。なので、抗生物質によってアレルギーが起きるという結論は妥当だと思います。

しかし、ということは点滴ならいいのかな…経口だから大腸に行くわけで。何せ私は心臓の手術前に10週間点滴で四六時中抗生物質を点滴していたので、中々放置できない話題ですA^_^;

しかも途中でペニシリンでアレルギー出てるし…そういえば退院してから花粉症になったんですが…これは…。

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Posted by horagay at 2004年06月09日 01:34 | トラックバック
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